皇居では、新年を彩る皇室伝統の盆栽「春飾り」の準備が進められています。

「春飾り」は、古いもので樹齢150年を超える梅の古木を中心に、松や竹、千両、万両など縁起ものの植物を寄せ植えした伝統的な盆栽です。

皇居内の大道庭園では、24日午前、宮内庁庭園課の職員が赤坂御用地などで採取したコケを梅の木の根元に張り、川の流れに見立てた白い化粧砂を敷くなど仕上げの作業を行いました。

完成した「春飾り」は、皇室の正月に欠かせない彩りとして、12月30日に新年行事が行われる宮殿や天皇ご一家のお住まいの御所などに飾り付けられます。

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