羽田空港で日航機との衝突事故により死亡した海上保安庁機の乗員5人の追悼式が23日、第3管区海上保安本部羽田航空基地で開かれた。来年1月で事故から1年となるのを前に、会場の格納庫では宮本伸二3管本部長や林博之基地長ら制服姿の職員約70人が脱帽して黙とうをささげ、再発防止の誓いを新たにした。
事故は1月2日午後、羽田空港のC滑走路で発生。着陸した日航機と滑走路上にいた海保機が衝突し、ともに炎上した。海保機は乗員5人が死亡し、機長が重傷。日航機の乗客乗員379人は全員脱出した。
海保機は、能登半島地震の被災地支援で新潟航空基地へ向かう予定だった。(共同)
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