福岡県福津市の宮地嶽神社で21日、拝殿の大しめ縄を掛け替える「おおしめ祭」があった。毎年12月の第3土曜日に行われ、大きな2本の縄をよる珍しい作業を参拝客らが見守った。
10月から氏子ら延べ約1500人で、神社敷地内の神田で育った稲のワラで2本の大縄を作製。21日は神事の後、約50人がかりで2本をより合わせ、長さ11メートル、最大直径2・6メートル、重さ約3トンの大縄1本に仕上げ、重機で拝殿に設置した。
昨年に続き冷たい雨の中での作業となったが、大釜で野菜などを煮込んだ「神汁」が約1000食振る舞われ、見学者らも暖を取っていた。【荒木俊雄】
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