神奈川県にある産業廃棄物置き場で、住宅と同じ高さまで燃え上がる炎がカメラに捉えられた。暖をとるためのたき火の横で、作業員がガス缶のガス抜きを行っていたところ、廃材に引火。激しく延焼したという。その後、消防車両10台によって約1時間後に消火された。

破裂音…激しく燃え広がる炎

神奈川・藤沢市で午前9時過ぎ、大量のゴミで埋め尽くされた場所で撮影されたのは、バンバンと破裂音を立てながら激しく燃え上がる炎だ。

何かが破裂する音を立てながら萌える廃材(視聴者撮影)
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その勢いはさらに増し、爆発音が辺りに響き渡る。その瞬間、炎は奥に並ぶ住宅と同じ高さまで吹き上がり、黒煙がモクモクと立ちのぼっている。

延焼を防ぐために重機を動かす作業員(視聴者撮影)

映像には延焼を防ごうとしているのか、板状のモノで火を消そうとする人や、重機で火種を移動する様子もみられた。

廃棄物置き場の火災…近隣住民の通報で発覚

当初、火事が発覚したきっかけは近隣住民からの「産廃置き場が燃えている」という通報だった。

作業員の不注意で廃材などに引火(視聴者撮影)

火元となっていたのは、産業廃棄物置き場にあった衣類やペットボトルなどの廃材だ。

消防に通報したという近隣住民は、「ちょっと怖いですね。日々あそこに積んであるものが
増えていてドンドン拡大している感じなので。近所の方も、“とうとうやったね”とか言ってました」と話している。

この火事で消防車両10台が出動し、火は約1時間後に消し止められた。

作業をしていた作業員のイメージ映像

しかし一体なぜ、火事が起きたのか。警察によると、当時、従業員がたき火で暖を取りながらカセットコンロ用のガス缶のガス抜きをしていたところ、衣類や廃材などに引火したという。

この火事によるけが人はいなかった。
(「イット!」 12月13日放送より)

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