警視正が懲戒処分を受けるのは広島県警では初めてです。
知人から飲食の接待などを受けたとして、福山東警察署の署長が減給3カ月の懲戒処分を受けたことが明らかになりました。

県警などによりますと、福山東警察署の署長を務めていた田坂健治警視正(58)は今年4月ごろから7月ごろにかけて、13回にわたっておよそ13万円分の飲食費の支払いなどを受けていたということです。

知人とは十数年前に職務を通じて知り合い、飲食のほかにも野球の試合のチケットやそうめんといった合わせて14万円相当の品も受け取っていました。

今年7月に県警のホームページに匿名の情報提供があり、事態が発覚。
警視正は減給3カ月の処分を受け、「軽率な行為で県警の信用を大きく失墜させてしまい、反省しています」と話しているということです。

警視正が懲戒処分を受けるのは広島県警では初めてです。
武田一志警務部長は「模範となるべき幹部職員がこのような事案を発生させたことは遺憾。改めて規律の保持を徹底する」とコメントしています。

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