18日、広島市安佐北区で住宅の一部が燃えた火事で、病院に搬送された住人の男性(87)が死亡したことがわかりました。暖房器具のガス漏れが原因とみられています。

警察や消防によりますと18日午前9時半ごろ広島市安佐北区亀山南で、付近の住民から「爆発音がして白煙が上がっている」と通報がありました。
消防車9台が出動し火は約20分後に消し止められましたが、木造2階建て住宅の2階の一部が燃えました。

この家に住む80代の夫婦のうち、当時、2階にいた夫の桝井泉吾さん(87)が、やけどをして病院に搬送されましたが、19日未明、死亡しました。
1階にいた桝井さんの妻は、避難してケガはありませんでした。

警察によりますと桝井さんはガスファンヒーターに点火する前に、ガスの臭いを感じたため窓を開けて換気を行い、その後、点火したら爆発したと話していたということです。
警察は、部屋に残っていたガスに引火したとみて、火事の原因を詳しく調べています。

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