犯罪に加担しない!若者の間に広がる闇バイトを防止しようと、大阪府警が関西大学の学生に講義を行いました。
■「警察を信頼して!」闇バイト巻き込まれそうなら相談を 呼びかけ
「もし闇バイトに巻き込まれそうになっても、相談をしてくれたら警察はあなたを保護します。警察を信頼して!」
18日、関西大学の学生に熱い口調で訴えたのは、大阪府・堺警察署の岡野明子署長です。
全国で若者の間に広がる闇バイトを食い止めようと、講義を行いました。
■警察に相談して「受け子」に手を染めずに
講義では、「#ホワイト案件」など闇バイトを示す隠語がSNSに出回っていて気づかぬうちに犯罪に加担してしまうことや、投資詐欺など「簡単に稼げる」といううたい文句に騙され、被害にあう若者が多い現状が説明され、注意が呼びかけられました。
また、関東の大学生が闇バイトに応募し特殊詐欺の「受け子」として大阪に来たものの、怖くなり、警察に相談したことで犯罪に手を染めずにすんだ事例もあると紹介されました。
■「他人事ではない」学生も受けとめ
講義をうけた関西大学人間健康学部2回生の藤原圭寿さんは、「地元で中学生が闇バイトで捕まったニュースを聞いて、他人事ではないと感じている。万が一何か危険な目に遭っても警察にすぐに相談したい」と話しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。