監禁容疑で逮捕され、不起訴となった女性が勾留中に記した「被疑者ノート」を持ち去られたなどとして北海道を訴えた裁判。
北海道に25万円の賠償を命じた1審判決が12月18日、確定しました。
この裁判は3年前、当時2歳の長男を監禁した容疑で逮捕され、その後、不起訴となった20代の女性とその弁護人が執拗な取り調べによって黙秘権などを侵害されたとして、道に慰謝料を求めていたものです。
さらに、女性側は弁護人とのやりとりで使う「被疑者ノート」を無断で警察官に持ち去られたと主張していました。
3日の札幌地裁の判決では訴えの一部を認め、道に25万円の支払いを命じていました。
控訴期限の17日、双方が控訴しなかったため、1審判決が18日、確定しました。
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