覚せい剤を「掛け時計」の中に隠して密輸した罪で、マレーシア国籍の女が起訴されました。

マレーシア国籍のチャイ・メイ・イ被告(37)はことし8月、およそ150グラムの覚醒剤を「掛け時計」の中に隠し、タイから密輸した罪に問われています。

警察によると、関西空港で税関の職員がチャイ・メイ・イ被告のスーツケースの中に、6つの「掛け時計」があるのを発見しました。

しかし、その中に時計の機械はなく、代わりに木片と覚醒剤が混ぜられた固形物が入っていました。

警察は、見た目を分かりにくくすることで発覚を免れようとしたとみていて、チャイ・メイ・イ被告の認否は明らかにされていません。

覚せい剤は、全部で10.5キロほど、末端価格にして6億9千万円相当あったということで、警察は組織的な犯行とみて捜査を続け、今後、追加で書類送検する方針です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。