福井・越前市の看護専門学校で、教師らによる人格否定や威圧的態度などのパワハラ疑惑が浮上した。
被害者たちは、学校運営元に謝罪・再発防止を求める申出書を提出した。
現在、第三者委員会が調査中で、2025年3月末までに調査結果を確定させるという。

「記録物を無言でたたきつけられた」パワハラ被害訴える

カメラの前に座る女性が、自身が通っていた看護専門学校でのパワハラ被害について語った。

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パワハラ被害に遭った卒業生は、「教員から、人格否定・指導放棄・無視、・悪口といった、学生にとって、とてもつらい出来事がたくさんありました」と当時の状況を語った。

パワハラ疑惑が浮上しているのは、福井・越前市の武生看護専門学校。
学生や卒業生あわせて4人は、2021年から2024年までに複数の教職員から人格を否定するような言動や威圧的な態度など、いわゆる“パワハラ被害”を受けたと訴えている。

パワハラ被害に遭った卒業生は、「実習中に記録物を提出した際に、いきなり理由もなく机に記録物を無言でたたきつけられて」と語った。

また、別の教員からは「看護師になったら大きなミスをする。絶対に人を殺す」などと、周囲の人がいる前で大声で言われたこともあったという。

相談も改善が見られず…再発防止求め申出書提出

パワハラ被害に遭った卒業生は、「なんでそこまで言われなきゃいけないんだろうって、ずっと思い悩んでいました」と当時の思いを語った。

学校側へ再三相談をしていたが、改善が見られず、卒業生らは学校を運営する武生医師会に対し、謝罪と再発防止を求める申出書を提出した。

医師会は、FNNの取材に対し「現段階では、私たちも第三者委員会から調査を受けている立場なので、調査結果を待ちたい」とコメントし、2025年3月末までに調査結果を確定させるという。
(「イット!」12月17日放送より)

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