石川県内の沿岸でワカメやサザエなどを密漁したとして2024年に入って19人が検挙されていたことが分かりました。このうち外国人の検挙は過去最多の9人に上ります。

金沢海上保安部によりますと2024年に入り4月から8月までの間に県内の沿岸でワカメやサザエなどを密漁した疑いで27件を摘発し、19人を書類送検したということです。書類送検されたのは20代から70代の男で全員が県内在住でした。19人が密漁したのは、合わせてワカメ23.17キログラムサザエ32個、カキ254個でいずれも自分で食べる目的だったということです。またこのうち9人はいずれも県内の企業で技能実習生として働くベトナム国籍の男で、密漁で検挙された外国人の数としては県内で過去最多となっています。このため金沢海上保安部は技能実習生が働く県内企業に密漁に手を染めないよう指導を行っています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。