天皇皇后両陛下は17日に石川県を訪れ、9月の豪雨で被災した能登半島の人たちを見舞われました。

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17日、両陛下は輪島市の被災地を訪れ、9月の記録的な豪雨により川が氾濫して住宅が押し流され、中学3年の喜三翼音さんなど4人が亡くなった現場に足を運ばれました。

当時の水かさなどについて説明を受けた両陛下は、「痛ましいことですね」などと話し、犠牲者に深く黙礼されました。

また、避難所では被災者を見舞われました。

両陛下は地震で自宅が全壊し、入居した仮設住宅が豪雨で浸水し、「心にぽっかりと穴が空いた」と話す女性に、「おつらかったですね」と寄り添い、「どうぞお体を大切に」と厳しい寒さの中での2度目の避難生活を気遣われました。

被災した吉岡久美子さんは「温かみのあるお声とまなざしで言葉をかけていただいて、本当に元気をいただきました」と話しました。

両陛下は2024年、3回目の奥能登へのお見舞いを終え、帰京されました。

能登半島地震の発生から1年の節目にあたり、被災地域である石川テレビと富山テレビはそれぞれ報道特別番組を放送します。
○富山テレビ
「ライブBBTスペシャル 命と未来をまもる~能登半島地震から1年」
12月31日(火)午後3時30分~午後4時50分
○石川テレビ
「能登とともに~能登半島地震から1年~」
1月1日(月)午後0時半~午後1時40分
両番組はFNNプライムオンラインのYouTubeチャンネルでも生配信されます。

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