沖縄署は17日、銀行員になりすまして高齢女性の自宅を訪ね、キャッシュカードをだまし取る「預貯金詐欺」をしようとしたとして、西原町の建築作業員、男の容疑者(20)を詐欺未遂の疑いで逮捕した。調べに対し「ネットのアルイバイト募集に応募した」と、闇バイトをほのめかす供述をしているという。
署によると、11月18日午後2時25分ごろ、沖縄市に住む90代女性の自宅の固定電話に、市役所職員や銀行員を名乗る人物から「保険料の払い戻しがある」「金融機関の職員にキャッシュカードを渡すように」と電話があった。男の容疑者はその後、被害者宅を訪ねたが、受け取らずにその場から立ち去ったという。
同日、不審に感じた女性の家族が通報。防犯カメラなどを精査し、男の容疑者を逮捕した。カードを受け取らずに立ち去った理由を含めて捜査している。
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