愛媛県松山市の沖合で16日、防波堤の工事現場に近づこうとした小型船が故障して動けなくなり、海上保安部が乗っていた1人を救助しました。

現場は松山市西垣生町の沖合にある防波堤の工事現場。松山海上保安部によりますと、市内に住む男性会社員(51)が小型船に乗って接近しようとしたところ、16日午前7時半頃にクラッチが故障し航行が不能になりました。

小型船はこのあと風により防波堤に寄せられて男性会社員が船を繋ぎ止め、会社を通じて松山海上保安部に通報しました。

小型船は約1.2キロ離れた松山港までえい航され、救助された男性会社員にケガはありませんでした。また浸水や油の流出もありませんでした。海上保安部は故障の原因を調べています。

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