マシュマロツリー(右奥)などで彩られた会場=佐賀県有田町で2024年12月14日午後6時過ぎ、西脇真一撮影

 有田焼の染付をイメージした白と藍色のイルミネーションが会場を彩る「アリタ・マシュマロ・クリスマス」が14日、佐賀県有田町のアリタセラ(有田焼卸団地)で始まり、大勢の人でにぎわった。

 有田焼などの焼き物を若い世代に知ってもらおうと、町などの実行委員会が2023年から開いている。

 シンボルは、マグカップからマシュマロがあふれ出す様子を表した高さ8メートルの「マシュマロツリー」。点灯式でツリーや、約6万個の発光ダイオード(LED)で一帯がライトアップされると、歓声が上がった。

 小城市から母親と訪れた小田結稀さん(5)は、「(ツリーの中にあるマシュマロを収穫する)マシュマロ狩りが楽しかった。また来たい」と笑顔を見せた。

 焼きマシュマロ体験などのイベントは15、21、22日にも実施する。ツリーの設置は25日までだが、イルミネーションは2025年1月末まで毎日午後5~10時に点灯される。【西脇真一】

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