「慰霊と復興のモニュメント」地下の「瞑想(めいそう)空間」に張られた兒玉順三さん、章子さん、小亀寛子さんの銘板を触る遺族の兒玉隆之さん=神戸市中央区の東遊園地で2024年12月14日午後1時51分(代表撮影)
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 阪神大震災(1995年)の犠牲者らの名前を掲示する「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)で14日、21人の銘板を加える式典があった。震災は2025年1月で発生から30年となる。

 21人のうち11人は直接の犠牲者や被災後の病死者など。亡くなる経緯に震災が影響する人も含まれており、総数は5068人分となった。

 残りの10人は復興や継承活動に携わった「特別枠」。兵庫県の外郭団体「ひょうご震災記念21世紀研究機構」前理事長、五百旗頭(いおきべ)真さん(3月に80歳で死去)や、阪神・淡路復興委員長を務めた元国土事務次官、下河辺淳さん(16年に92歳で死去)らが名を連ねた。【山本康介】

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