違法行為撲滅へタックル!大阪府警ラグビー部が売春目的で路上に立つ、いわゆる「立ちんぼ」への対策を呼びかけました。
■「違法行為にタックルだ!」大阪府警ラグビー部の部員がパトロール
今月12日夜、屈強な体にユニフォームを身にまとい、梅田の街に現れたのは大阪府警ラグビー部の部員です。
普段は機動隊員として警察官の業務を行いながら週に3回練習に励むラグビー部。
この日は年末年始に増加する歓楽街の犯罪を抑止するため地域住民らとパトロールを行い、「客待ちはしない!」、「違法行為にタックルだ!」などと声を出しました。
■「立ちんぼ」をしにくくさせるため 路上に水族館の絵柄
パトロールが行われたのはホテル街の一角。売春目的で女性が路上に立ついわゆる「立ちんぼ」が横行している場所です。
「立ちんぼ」行為が認められれば犯罪で、ことし大阪府警はこの通りだけで30人を逮捕しています。
今月10日にこの通りの路上は黄色く色が塗られ、水族館の絵柄が飾られました。
これも「立ちんぼ」をしにくくさせるための対策で、目立つ場所を嫌がる人間の心理を利用しています。
この対策の甲斐があってか、パトロール中に「立ちんぼ」をする女性の姿は見られませんでした。
パトロールを終え、府警ラグビー部の半田晃大巡査長は「町の安心安全に協力できてよかった。ラグビー部として力強く声を出して犯罪の抑止力になれたらいい」と話しました。
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