4月28日、岡山市の県道で、大型トラックと軽乗用車が正面衝突し、女性1人が死亡した事故で、警察は29日夜、大型トラック運転の男を過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、岡山市北区南中央町の会社員、野口督之助容疑者(66)です。この事故は28日午前6時55分ごろ、岡山市北区の県道で、野口容疑者が運転する大型トラックが対向車線にはみ出し軽乗用車と正面衝突したものです。

軽乗用車を運転していた岡山市中区今在家の会社員、湯本麻里奈さん(28)は死亡しました。野口容疑者は軽傷を負い病院に搬送されていて、その後の飲酒検査で基準値の5倍以上のアルコールが検出されたことから警察は29日午後7時20分ごろ、過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。

取り調べに対し、野口容疑者は過失運転致死については容疑を認めている一方、酒気帯び運転については、「酒は抜けているものだと思った」と否認しているということです。

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