同性どうしの結婚が認められていないのは「憲法違反」かどうかが争われている裁判の控訴審判決で、福岡高裁が「違憲」と判断しました。
全国で3件目となります。

2023年、福岡市などに住む3組の同性カップルは、同性どうしの結婚を認めないことは憲法に違反するとして、国に賠償を求めて提訴していました。

一審判決で福岡地裁は、民法などの規定について「違憲状態にある」と指摘した一方で、賠償を求める訴えは退け、原告側は控訴していました。

13日の控訴審判決で、福岡高裁の岡田健裁判長は一審判決を支持し、賠償請求を退けた上で、同性どうしの結婚を認めないのは「違憲」と判断しました。

同様の裁判は全国5カ所で起こされていて、二審で「違憲」判断が示されるのは札幌高裁と東京高裁に続いて3件目です。

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