林芳正官房長官

 林芳正官房長官は12日の記者会見で、自身の今年の漢字について「動」を挙げた。漢字1字で世相を表す「今年の漢字」が「金」に決まったことを受けて記者からの質問に答えた。

 「動」を選んだ理由について林氏は「能登半島で地震と豪雨災害があり、ロシアによるウクライナ侵略の継続、露朝軍事協力の動き、中東情勢の緊張の高まりなど国際情勢が目まぐるしく変化した。自民党総裁選、衆院選、米大統領選なども行われ、まさに激動の1年だった」と説明。「激動の中で政府のスポークスマン、危機管理や政府内の総合調整の役割を担う官房長官として内政外政の課題の一つ一つに緊張感を持って取り組んできた。来年も引き続き職務に精励をしたい」と述べた。【鈴木悟】

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