愛媛県内の6つの市と町で特殊詐欺の前触れの電話が、10日から2日間にあわせて21件確認されました。警察は今年で24回目の被害アラートを11日から1週間出し、注意を呼びかけています。

警察によりますと、特殊詐欺の前触れの電話は10日と11日、宇和島市で最も多い11件、松山市と八幡浜市で3件ずつ、新居浜市で2件、今治市、松前町でそれぞれ1件確認されています。

電話は自動ガイダンスで始まるものがほとんど。NTTの職員や警察官を名乗り、「電話が使えなくなる」「携帯電話が悪用されている」などのウソをついたとしています。また全てのケースで固定電話にかかりました。

警察は特殊詐欺被害アラートを11日から18日までの1週間出し、電話でのお金の話は詐欺を疑い、必ず誰かに相談するよう呼びかけています。

愛媛県内で発令された被害アラートは24回目で、過去最多を更新し続けています。

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