運送業の許可なく、白ナンバーの大型トラックで対価をもらって荷物を運んだ疑いで、兵庫県の運送会社社長の男が１０日に再逮捕されました。男は松山市でこのトラックでひき逃げ事故を起こし逮捕されていました。
貨物自動車運送事業法違反の疑いで再逮捕されたのは、兵庫県南あわじ市に住む運送会社社長の男（７６）です。
警察の調べによりますと、男は運送業の許可なく今年８月２４日から１０月２日の間に４回、白ナンバーの大型トラックで愛媛県や滋賀県に、瓦やコンクリートなどの建築資材を対価を受け取って運んだ疑いがもたれています。
男は松山市内で自転車に乗った女性がひき逃げされ、軽いケガをした事件で１１月に逮捕され、このときの大型トラックが白ナンバーだったため警察が余罪を調べていました。男は取り調べに容疑を認めています。
男が経営する運送会社は、男と従業員のあわせて３人が運転手。複数の白ナンバーのトラックが確認されていて、警察は多数の運送行為を行っていたとみて余罪を調べています。
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