ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)で11日、任天堂の人気ゲームシリーズをテーマとした新エリア「ドンキーコング・カントリー」が開業した。午前7時ごろに開かれた記念式典ではドンキーコングやマリオとともに来園者がカウントダウンし、続々とエリア内に足を踏み入れた。
式典でドンキーコングの生みの親として知られる、任天堂の宮本茂・代表取締役フェローは「ドンキーコングの世界を感じられる遊びを詰め込んだ。思い切り楽しんで思い出を作ってください」と話した。
新エリアは、2021年3月に開業した「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を約1・7倍に拡張して設置。メインアトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」は、ジャングルをイメージしたコースを、トロッコが予測できない動きで駆け巡る。
この日の未明から並んだという岐阜県の会社員、宮之上奈佑(だいすけ)さん(38)は「トロッコはスリルがあり、子供たちと一緒に楽しく乗れた。園内で一番面白い」と振り返った。米国テキサス州から訪れた会社員のブラッドリー・ゲレロさん(28)は「USJには昨日も来たが、新エリアのオープンを知ってチケットを買い直した。新しいエリアはすごい」と興奮した様子で話した。【妹尾直道、長尾真希子】
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