本格的な雪のシーズンを迎えましたが、除雪の準備はできていますか。秋田県大仙市で9日、ボランティアで高齢世帯などの雪かきにあたる「大仙雪まる隊」が出動の準備を整えました。

まちが雪化粧し、県内で本格的な雪のシーズンが始まりました。雪が多く降り積もり、除雪に追われる日々はもうすぐそこまできています。

雪国秋田の中でも雪が多い地域の1つ、大仙市で9日、本格的な降雪に備えて、高齢者世帯などで除雪ボランティアにあたる「大仙雪まる隊」の出動式が行われました。

「大仙雪まる隊」は2006年に設立されました。2024年度は学校や部活動単位など62団体と個人、合わせて1579人がボランティア登録していて、要請があった住宅周辺で雪かきにあたります。

昨シーズンは比較的雪が少なく、出動は前のシーズンの半数以下でした。

出動式では、ボランティアが今シーズンの安全な作業を誓いました。

ボランティアに参加する高校生は「地域の方々に喜んでもらえるように、除雪を積極的に頑張っていきたい」と話し、初めて参加する中学生は「1人暮らしで大変な方々がたくさんいると思うので、学校のみんなや部活動の人たちとしっかりと協力して雪かきをして、地域のためになれたら良いと思う」と意気込んでいます。

「大仙雪まる隊」は、高齢世帯の要請に応じて活動します。

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