長野県内では8日夜、住宅火災が相次ぎ、松本市と立科町で合わせて3人が死亡しました。警察などが身元と火事の原因を調べています。
住宅から炎が上がり、柱がむき出しとなっています。松本市野溝西の住宅で8日夜11時すぎ、「1階から火が出ている」と近所の住民から通報がありました。
近所の住民:
「パン、パンという音がして、何の音だろうと思ったら空が明るくなるくらい火があがっていた」
「火の粉がこっちまで降り注ぐ感じ」
(記者リポート)
「住宅全体から白い煙が立ち上っています」
火は、約3時間半後に消し止められましたが、住宅1棟が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
この家には70代の夫婦が住んでいますが、火事の後、連絡が取れないということです。
一方、立科町でも8日夜、木造2階建ての住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
近所の住民:
「住宅全体に火がまわって燃えていた。手のつけようがないくらい」
この家には、81歳の男性と44歳の息子が2人で暮らしていますが、火事の後、81歳男性と連絡がとれないということです。
警察が遺体の身元の特定を進めるとともに、火事の原因を調べています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。