教え子に性的暴行した罪に問われた中学校の元校長に、懲役9年の判決です。
東京都内の公立中学校の元校長・北村比左嘉被告（57）は、以前勤務していた学校で、女子生徒に性的暴行を加え、けがをさせた罪などに問われています。
東京地裁は判決で、「北村被告は教師と生徒という圧倒的な上下関係を背景に犯行に及んだ」と指摘しました。
その上で、「女子生徒は安全であるはずの中学校で敬う存在である教師から被害を受け、誰にも言えない苦しみを抱えながら、中学生としてのかけがえのない時間を過ごさざるを得なくなった」と述べ、北村被告に懲役9年の判決を言い渡しました。
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