サッカー・J1で連覇を達成したヴィッセル神戸の選手らが9日、県庁を表敬訪問した。吉田孝行監督は「過去を見ても一番良いシーズンだった。県民の声援があってのことで、感謝している」と喜びを語った。
神戸のアカデミー出身で副主将の山川哲史選手は「最後の1歩、足を出すか出さないかのところで足を出すことができて、その積み重ねが優勝という結果につながった。より成長し、タイトルを獲得するクラブになれば県自体が盛り上がっていくと思うので、スポーツの力で県に貢献できるよう努力を続ける」と話した。本多勇喜選手は「これからも継続してタイトルを取っていきたい」と意気込んだ。
阪神大震災から間もなく30年を迎える節目での優勝、天皇杯との2冠も踏まえ、斎藤元彦知事は「県民にとって誇りで、勇気と元気をいただいた」とたたえ、県スポーツ賞特別賞を昨年に続き贈呈した。
吉田監督は「ヴィッセル神戸は常に感動や勇気を与えられるような存在でいないといけない。これからも謙虚に向上心を持ってやっていく」と語った。【山田麻未】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。