ことし2月、男子大学生の顔を殴るなどの暴行を加えけがを負わせたとして少年が逮捕された事件で、意識不明の重体となっていた大学生が11月亡くなっていたことがわかりました。

この事件は、ことし2月23日未明、熊本市中央区の路上で、面識のない男子大学生(当時22)の顔を殴るなどしてけがを負わせたとして当時17歳の少年が現行犯逮捕されたものです。

捜査関係者によりますと、男子大学生は病院に搬送され、意識不明の重体となっていましたが、先月、亡くなったということです。

逮捕された少年は、当時、容疑を認めていました。

少年は、「刑事処分が相当」として家庭裁判所から熊本地検に逆送致されたあと、傷害罪で起訴されています。

今後、訴因変更されて傷害致死罪に切り替えられた場合、裁判員裁判の対象となります。

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