三重県鈴鹿市のアパートで今年1月、当時77歳の住人男性を殺害し、現金と車を奪った罪などに問われた28歳男の裁判で、12月5日、検察が無期懲役を求刑しました。
住所不定・無職の美崎芳一被告(28)は今年1月、鈴鹿市のアパートに侵入し、住人の近藤康夫さん(当時77)の首を衣服で絞めて殺害し、現金およそ2万5000円などを奪った罪に問われています。
12月5日の裁判で、検察側は「大麻を購入するために金を得ようとした動機は身勝手極まりない」として無期懲役を求刑しました。
弁護側は「気絶させるために咄嗟に首を絞めたもので、殺害に計画性はない」などと、無期懲役を避け、有期の懲役刑にするよう求めました。
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