悪質ホストクラブの撲滅のため、警察庁の有識者会議がホストクラブで違法行為が発覚した場合、その店のグループ会社による新たな店のオープンを禁止する対策を検討していることがわかった。
現行の風営法では、ホストクラブが摘発された場合、グループ会社が店名を変えるなどし営業できることから、警察当局との間でいたちごっこになっている。
この記事の画像(10枚)警察庁の有識者会議は、違法なホストクラブが見つかった場合、その店のグループ会社による新たな店のオープンを許可しない対策を検討していることがわかった。
ホストクラブの支払いに困った女性が匿名・流動型犯罪グループ=「トクリュウ」によって風俗店に紹介されるケースでは、女性が売春で得た金から「スカウトバック」と呼ばれる報酬がスカウトやホストに支払われている実態がある。
スカウトは「違法なのは違法ですけど。稼いでいる人(スカウト)は月500万以上、1000万とかいってる人もいる」とその実態を明らかにする。また、性風俗店の元経営者は、「(スカウトグループは)闇バイトの中でも本当のホワイト案件。違法行為はするけど被害者はいない」と話す。
警察庁の有識者会議は、「スカウトバック」を支払った性風俗店についても取り締まる対策を検討している。
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