アフガニスタンで人道支援に尽くした中村哲医師が現地で凶弾に倒れてから12月4日でちょうど5年です。
福岡市の小学校では、その功績をしのぶ会が開かれました。
福岡市出身の中村哲医師は、アフガニスタンで人道支援に当たる「ペシャワール会」の現地代表として長年尽力しましたが、5年前の12月4日、武装集団に銃撃され亡くなりました。
福岡市の西南学院小学校では4日午前、西南学院中学校で3年間、中村医師とクラスメートだった和佐野健吾さんが子供たちにその生涯を語りました。
◆和佐野健吾さん
「中村哲君、僕らは『てっちゃん』と呼んでましたけども、誰も行かない所に行きなさい。人の嫌がることをやりなさい」
◆参加した児童
「荒れた地に自ら行って、人々の命を自分から救いに行ったっていうその勇気がすごいなって思いました」
◆参加した児童
「僕も困っている人を小さなことでもいいから助けたいと思いました」
和佐野さんは「中村医師の生き方から、人と平和を愛することを学んでほしい」と話していました。
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