群馬・前橋市を走る車のドライブレコーダーが、あわや正面衝突、息をのむ瞬間を捉えました。

生け垣で見通しが悪くなっている交差点。
停止線を大きくはみ出し、右に曲がってきた黒い車は、その後、何事もなかったかのように走り去っていきました。

右折時に、実際に事故が起きてしまったケースも。

交差点に響く衝突音。
車同士による事故の瞬間です。

右に曲がろうとする白い車に対し、直進してきた黒の車がよけきれずに衝突。

衝撃で、車の部品などが辺りに飛び散っています。

右折時のドライバーにどんな心理が働いているのでしょうか?

明星大学の藤井靖先生は「『アテンション・ブリンク』が密接に関係している」といいます。

専門家によると、「アテンション・ブリンク」とは、まばたきするほどの短い時間に複数の現象が起きて情報処理などができなくなること。

今回の場合、交差点で右に曲がることに意識が優先され、対向車の確認などに注意がいかなくなったのではと指摘します。

藤井先生は「特に右折時は注意を払う先が非常に多いので、他のことに“気を取られたり”あるいは“思い込み”が影響して事故が起こりやすくなる」と述べました。

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