1日夜、宮城県気仙沼市内の住宅で火事があり、台所の一部が焼けました。この火事で81歳の女性がやけどの疑いで救急搬送されました。警察は暖房で温められたスプレー缶が爆発したことが原因とみて詳しく調べています。

火事があったのは、宮城県気仙沼市唐桑町にある木造2階建ての住宅です。1日午後6時45分ごろ、「近所の家が燃えている」と近くに住む人から119番通報がありました。

警察と消防によりますと、火は住人の初期消火によってほぼ消し止められ、消防がポンプ車など20台を出して残火処理にあたりました。この火事で、台所の一部約1.5平方メートルが焼け、この家に1人で住む81歳の女性が顔に熱風を浴びたとしてやけどの疑いで病院に運ばれましたが、症状は軽いということです。

警察によりますと、出火当時、火元とみられる台所の床には殺虫剤のスプレー缶があり、周囲ではストーブとファンヒーターがついていたということです。警察は暖房で温められたスプレー缶が爆発したものとみて、詳しい出火原因を調べています。

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