北海道帯広市で4月28日、乗用車同士が出合い頭に衝突する事故があり、2歳の男の子が頭部を骨折する大ケガをしました。

 事故があったのは、帯広市大通南9丁目の信号機のある交差点です。

 28日午前7時ごろ、目撃者から「車同士の事故で男児が頭部から出血している」と警察に通報がありました。

 警察によりますと、音更町に住む会社員の男性が運転する車には男性を含む家族5人が乗っていて、男性以外の4人が病院に搬送されました。

 このうち2歳の男の子が頭部を骨折したほか、母親も重傷です。

 また小学生以下の子ども2人がいずれも軽傷です。

 警察は、もう一方の車を運転していた帯広市に住む無職の76歳の女を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

 女にケガはありません。

 警察の調べに対し女は「信号機の色が赤だったのか、青だったのか覚えていません。覚えていないということはおそらく信号機を見ていなかったのだと思います。ですので、私が赤信号を見落として交差点に入り、交通事故を起こしたことに間違いありません」と話しています。

 警察は女が赤信号で交差点に進入したとみて、当時の状況を調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。