秋篠宮さまはきょう11月30日、59歳の誕生日を迎え、長男の悠仁さまが成年を迎えられたことへの感慨などを述べられました。
誕生日に先立ち行われた記者会見で秋篠宮さまは、「本当についこの前までチャイルドシートに乗っていた子供が、もう成年なのかと思うと実に時の流れが速いということを実感いたします」と述べ、今年9月に成年を迎えた悠仁さまについて、小学6年生の頃の学校での引き取り訓練のエピソードを紹介されました。
秋篠宮さまは、「残念ながら私は空間認識が非常に悪いんです。いつもエレベーターを降りても大体逆の方に行くようなことが多くて」と明かし、どちらの方向に進めば良いか分からず、「帰り道は長男に手を引かれて、彼が行くままに従って行ったということがありました」「その時に随分成長したんだなということを感じました」と笑顔で成長ぶりを振り返られました。
高校3年生の現在の様子については「今は勉強しているのがほとんど」と説明し、進路については「もちろん話し合うことはあります」と述べるにとどめられました。
また、「分室」で別に生活されている次女の佳子さまについては「時々会う機会がある」と明かし、「元気に過ごしています。それぐらいしか言えないかな」と笑いを誘われました。
骨折した上皇后美智子さまが杖を手に歩かれるようになったことを「とても回復が早いのではないかと思い、嬉しく思いました」と喜び、今月101歳で亡くなられた三笠宮妃百合子さまを偲び「大変寂しい気持ち」と述べられました。
秋篠宮妃紀子さまが今年9月の誕生日にあたっての文書で「思い悩むことがあります」と綴られた秋篠宮家へのバッシングともとれる情報については、「当事者的に見るとバッシング情報というよりも、いじめ的情報と感じるのではないかと思います」「『いいね』じゃない方の、逆の、あれをとにかくクリックするぐらい、それ以外私はなかなか思い付かないですね」と、率直な思いを明かされました。
また、「誰もが情報発信できる時代」「俯瞰できる状態じゃないと、受け止める側もきちんとした判断にならないのではないか」との考えも示されました。
宮内庁が今年4月に開設した公式インスタグラムについては、天皇皇后両陛下のご活動がタイムリーに発信されているとして「大変良かったなと思っております」との見解を示されました。
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