岩手県矢巾町は虚偽の文書作成や不適切な事務処理を行ったなどとして、11月28日に職員11人を減給などの処分としました。
一日での処分人数は過去最多となります。
減給や戒告などの処分を受けたのは20代から50代の矢巾町の職員11人です。
町によりますと、このうち9人は県の事業で発生した土砂が正式な手続きなしに町有地に搬入される問題に関わっていて、最も重い減給2カ月となった30代の主査級の職員は2022年度担当課長の指示で虚偽の公文書を作成していました。
当時の担当課長は別の工事の無断発注で2023年に依願退職しています。
このほか水道メーターを巡る工事代金の二重払いなどで3人が戒告や訓告の処分を受け、このうち1人は土砂搬入の問題にも関わっていました。
町は再発防止に向け全職員に事務処理の適正化と法令順守の徹底を通知しています。
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