大阪府八尾市の神社のさい銭箱から現金を盗んだ51歳の男が立件されました。
逮捕のきっかけとなったのは、「さい銭泥棒 神さん見てる」と書かれた紙でした。
■防犯カメラに映った「さい銭泥棒」神社の仕掛けた紙に指紋を残す
防犯カメラの映像。深夜1時すぎ、大阪府八尾市の神社に現れたのは、黒い服を着た男。
粘着テープのようなものを、さい銭箱のある穴に入れました。
【記者リポート】「穴の中に粘着テープを入れて、さい銭箱の中身を取り出そうとしていたということです」
さい銭を盗もうとした疑いが持たれているのは、住居不定・無職、51歳の男を逮捕。
きっかけの一つとなったのは、神社が仕掛けたある対策でした。
「さい銭泥棒 神さん見てる」「神罰が下るぞ」
さい銭泥棒の被害が相次いでいた神社。このような文言を書いた紙をさい銭箱に入れ、メッセージを伝えることにしました。
すると、その紙についた指紋が一つの証拠となり、男が特定されたということです。
【神社を管理する男性】「『お前いい加減にしろよ』と改心してもらえるようにやった。捕まったっていうのは、やれやれよかったなと思いました」
容疑を認めているという男、日々の生活費のためにさい銭を盗んでいたということで、「他にも1000件ぐらい盗んだ」などと供述しているということです。
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