長野県松本市や栃木県日光市などの山あいの一軒家が狙われた連続強盗事件で、長野・栃木・群馬・福島の4県警の合同捜査班は27日、松本市と日光市の事件で逮捕・起訴されているベトナム国籍の男2人を福島県南会津町の事件にも関わった疑いで逮捕しました。
強盗致傷と住居侵入の疑いで再逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(26)とマイ・バン・シー容疑者(24)です。
2人は今年5月、南会津町の住宅に侵入し、就寝中の60代女性に対して両手両足をガムテープで縛り、刃物を突き付けて「殺すぞ」「金どこにある」などと脅して、現金約2万円とネックレス1個(時価5000円相当)を奪い、女性に全治1週間のけがを負わせた疑いです。
ホアン容疑者は逮捕事実についておおむね認めていて、マイ容疑者は黙秘しているということです。
2人はこれまでに、日光市の事件と松本市の事件でも逮捕・起訴されていました。
合同捜査班は、2人が群馬県安中市の事件にも関わっているとみて捜査を続けています。
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