特殊詐欺の「闇バイト」をSNSで募集した疑いで熊本市に住む10代のきょうだいや暴力団幹部の男が逮捕された事件で警察は26日新たに19歳の男を逮捕しました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の19歳の男です。
警察によりますと、男は10月、「短期間で高収入、やりたい人いたら連絡ください」といった内容をSNSに投稿。
特殊詐欺の『受け子』や『出し子』といったいわゆる『闇バイト』を募集した疑いが持たれています。
警察は「捜査に支障がある」として男の認否を明らかにしていません。
この事件をめぐって警察は11月1日熊本市に住む10代のきょうだいを、さらに、11月5日、道仁会系組幹部の西村 達哉容疑者(28)を同様の容疑で逮捕していました。
19歳の男については指名手配をして行方を追っていたところ、26日、京都市内で発見、逮捕しました。
男は『闇バイト』に勧誘するリクルーターグループの一員で、西村容疑者から指示を受け、元々知り合いだったきょうだいにSNSでの募集を依頼していたとみられています。
警察はほかに共犯者がいないかなど調べを進めています。
また、西村容疑者についてさきほど東京都に住む高齢女性に対する詐欺未遂の疑いで
再逮捕しました。
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