国立感染症研究所は26日、呼吸器感染症の「マイコプラズマ肺炎」の患者が、全国約500の定点医療機関から11~17日に1363人報告され、1機関当たり、2・84人だったと発表した。現在の集計方法となった1999年以降の最多を更新した。今年10月上旬に初めてそれまで最多だった2016年超えが報告され、その後も増加傾向が続いている。
都道府県別で1医療機関当たりの報告数が多かったのは福井8・83人、青森5・00人、茨城4・92人だった。
細菌「肺炎マイコプラズマ」が起こす感染症で、発熱や長引くせきが特徴。秋冬に流行し、飛沫感染や接触感染で広がる。(共同)
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