愛知県常滑市の店舗で11月11日と25日に、有毒な部位を処理していないサバフグあわせておよそ40匹が販売され、県は絶対に食べないよう呼びかけています。

 県によりますと常滑市樽水町の「竹朝(たけあさ)ストアー」で11月11日と25日、有毒な部位が処理されていないサバフグが、およそ20匹づつ販売されたということです。

 25日午後4時ごろ、一般の人からこの店で未処理のふぐが販売されていると知多保健所に連絡があり、確認したところ発覚しました。

 店は保健所に対して販売したおよそ40匹のうち10匹分は、購入客と連絡がとれていないと説明していますが、いまのところ健康被害の情報はありません。

 ふぐの有毒部位を食べると、しびれや運動マヒなどの神経症状が現れる可能性があり、重篤な場合には呼吸が停止し、死亡することもあるということです。

 この店は魚介類を販売する際に必要な許可がなく、知多保健所は指導する方針です。

 販売したサバフグは店が回収を進めていますが、県は絶対に食べないよう注意を呼びかけています。

※画像は愛知県提供

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