大阪府警関西空港署と大阪税関関西空港税関支署は１２日、麻薬取締法違反（営利目的共同所持）などの容疑で、いずれもベトナム国籍で大阪市浪速区の無職、ファム・ロン・ニャット容疑者（２３）と配達業、ファム・バン・ハウ容疑者（２４）を逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は昨年１１月２０日、府内で麻薬ケタミン約４５グラムを所持していたなどとしている。同支署などによると、２人は麻薬ケタミンが隠された荷物の受取先として浮上。昨年１０月２５日、ベトナムから関西国際空港に入国した旅客の荷物を検査したところ、高圧洗浄機内にケタミン約２００グラム（末端価格不明）があった。
２人の関係先を調べた結果、ドライフルーツのパッケージ内に隠した合成麻薬ＭＤＭＡ約１８００グラム（同約２３００万円）が見つかり、押収した。
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