飲み会から帰宅後、自家用車を運転して物損事故を起こしたとして、札幌市役所に勤務する30代の一般職の男性職員が停職6か月の懲戒処分を受けました。
男性は6月19日午後11時ごろ、札幌市内で酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、消火栓に衝突する物損事故を起こしました。
札幌市によりますと、男性は4時間半にわたる飲み会後、地下鉄とタクシーを使って帰宅。
自宅に入る前に買い物を思い出し、自家用車で近くのコンビニに寄って戻りました。
男性は途中、縁石に乗り上げたとは思っていましたが、車が大きくへこんでいたため心当たりのある現場に歩いて向かったところ、消火栓が倒壊。駆け付けていた警察官に事故を申告しました。
男性からアルコールの臭いがしたため呼気を検査したところ、基準値の2倍以上の数値が検出され、男性は警察に摘発されました。
男性は「飲酒で気分が大きくなって正常な判断ができなかった。夜遅いのもあって早くコンビニに行って用事を済ませたかった」と話しています。
男性は10月31日付けで起訴され、11月6日付けで罰金30万円の略式命令を受けています。
札幌市下水道河川局の小泉正樹局長は「職員の服務規律確保の徹底に取り組み、職員一人ひとりが公私ともに札幌市職員としての自覚を持って行動し、市民の皆さまの信頼を回復できるよう努めてまいります」とコメントしています。
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