残業代を支払わなかったなどとして、オフィス家具大手に行政指導です。

関係者によりますと、オフィス家具大手「イトーキ」は、オフィス用の椅子などの配送や取り付け作業を数十社の配送業者に委託していました。

しかし、繁忙期などで運転手が契約以上の時間働いても「残業代」を支払っておらず、家具のトラックへの積み込みなど一部の作業も無償で行わせていました。

こうした「ただ働き」は、慣習として常態化していた可能性が高いとみられ、公正取引委員会は独占禁止法の「不公正な取引方法」にあたるとして、近く「警告」の行政指導を行う方針を固めました。

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