ネットバンキングを使い横領していました。

 小樽市の製缶工場の経理担当者が、会社の金 3億5000万円を自分の口座に不正送金していたことがわかりました。


 巨額の横領が発覚したのは小樽市の昭和製器です。

 1950年設立の老舗で、食品用の缶や飲料缶などを製造しています。

 きっかけは3月、銀行からの指摘でした。

 昭和製器の親会社ホッカンホールディングスによりますと、昭和製器の経理を担当していた元社員の男性が複数回にわたり会社の預金を私的流用していたことがわかりました。

 ネットバンキングを使い自分の口座に計3億5000万円を不正に送金。

 元社員は横領を認めていますが、盗んだ金の使い道は明らかになっていません。

 会社側は元社員を懲戒解雇処分し、警察に業務上横領容疑で被害届を提出。

 警察も捜査を始めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。