自民党の稲田朋美元防衛相ら国会議員5人は、尖閣諸島の調査に同行するため、沖縄・石垣市の港を出発した。

この調査は、尖閣諸島周辺海域の環境や魚釣島など、島の生態系を調べるもので、石垣市が委託した東海大学の山田吉彦教授らによって行われ、2023年に続き3度目。

26日夜に出発した調査船には、自民党の稲田元防衛相や日本維新の会の議員ら国会議員5人が同行していて、尖閣諸島の海域を視察する。

国会議員が調査に同行するのは初めてで、防衛相経験者が尖閣諸島を視察に訪れるのは異例。

今回ドローンを使って、初めて魚釣島北側の調査が行われ、過去に持ち込まれて野生化したヤギの食害や島固有の動植物への影響のほか、漂着するゴミの状況などを上空から調べる予定。

石垣市は調査結果をふまえて、国に上陸調査を求める方針。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。