米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、防衛省が中断していた辺野古沖でのサンゴの移植作業を11日に再開したことが14日、同省沖縄防衛局などへの取材で分かった。周辺海域でサンゴの白化の兆候が確認されたとして、8月から作業を中断していたが、海水温が下がり、移植に支障がなくなったと判断した。
防衛局や関係者によると、沖縄本島周辺では今年、高水温の影響で白化を多数確認。辺野古沖でも小型サンゴ類の一部に白化の傾向があり、専門家でつくる「環境監視等委員会」の助言を踏まえて作業を中断していた。(共同)
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