列車内でボディービルコンテストをする団体列車「マッスルトレイン」が10日、山口県内のJR山陰線を走った。美しい日本海の海岸線を走る車内のパフォーマンスに乗客70人が沸いた。
マッスルトレインは、災害により一部運休中の山陰線が2025年度中に全線復旧するのを見据え、沿線自治体とJR西日本でつくる利用促進協議会が注目度を高めるために企画。日本ボディビル・フィットネス連盟の協力で実現した。午前が下関―小串、午後は長門市―益田で運行した。午後の便は、男女のビルダー5人がポーズを決めたほか記念撮影にも応じた。
「マッスル駅弁」付きの70人分の切符は、発売から2日で完売。協議会事務局の長門市は「乗客やビルダーも喜んでいた。今後も活性化の企画を考える」と話した。【杉山恵一】
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