(解説:吉田裕美気象予報士)

4月26日は岩手県盛岡市で黄砂が観測されました。
午前10時ごろの様子では、空が白っぽく、岩手山がぼんやり霞んで見えます。

この黄砂の様子が衛星画像で見るとこんな風に映っています。
明らかに雲ではない茶色の砂埃に覆われているのが分かります。

大陸で巻き上げられた黄砂が上空の偏西風に乗って県内を狙い撃ちするかのように流れ込んできました。

午後4時の様子を見ても県内はまだ黄砂に覆われていて、26日はずっと黄砂が飛んできている状態です。今夜もまだ濃度が濃いです。

27日の朝になるとだいぶ薄くなる傾向で、影響はほとんどなくなってくるでしょう。

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