長野県安曇野警察署が市内で特殊詐欺被害防止を呼びかけました。管内では、60代男性が1億円以上をだまし取られる被害も発生していて、「電話でお金の話が出たら詐欺を疑ってほしい」としています。

呼びかけ:
「もうけ話など気を付けていただきたい」

安曇野市のスーパーで行われた、特殊詐欺被害防止の街頭啓発。安曇野警察署の署員など11人が店の利用客にチラシなどを配って注意を呼びかけました。

管内では先週、60代男性が警察官や税務署職員を名乗る男から電話やSNSで連絡を受け、合わせて1億520万円をだまし取られる被害が判明。1件当たりの被害額としては、県内で過去最悪だということです。

啓発では、「電話でお金の話が出たら詐欺を疑うこと」「知らない番号からの電話には出ないこと」など被害に遭わないためのポイントを説明していました。

利用客:
「怖い、生きていくの大変になっちゃった」

警察官:
「お子さんとしっかりお話ししていただいて」

70代女性:
「気をつけなきゃいけないと思っていますし、気を付けるようにしてます。見覚えのない電話番号には出ないようにしています」

安曇野警察署・櫻井志郎 署長:
「個人名義の口座や初めての口座にお金を振り込む場合には、振り込む前に詐欺を疑ってもらって、警察ですとか家族に相談するなど、細心の注意を払ってほしい」

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